文教大学教育学部の白石和夫先生が作られた十進BASICのプログラムを
http://www.vector.co.jp/authors/VA008683/
から、テキストは
http://www.nikonet.or.jp/spring/10b_grp/10b_grp.htm
から札幌稲北高校の早苗雅史先生の【ネットワーク型教材データベース「数学のいずみ」 10進BASICで描くグラフィックス】をそれぞれダウンロードして、プリント教材を作成した。
プログラムの勉強は今回が初めて | 79% |
INPUT,PRINT,FOR NEXTなどを知っている | 11% |
IF THEN,GOTO,GOSUB RETURNまでは知っている | 2% |
BASICはある程度理解している | 4% |
VB,C,PASCALのいずれかを理解している | 4% |
表1からも分かるが80%の生徒が初めてで、15%の生徒はある程度、5%の生徒はすでにプログラムの学習は卒業のレベルであると思われる。この結果にははっきり言って驚いた。絵を描いたりなどしてコンピュータに親しむことはできても、プログラムとなると、まだまだ進んでいないことがわかる。
簡単すぎてつまらない | 0% |
全く理解できず、疲れた | 4% |
少しは分かったが、疲れた | 22% |
一部理解できない部分もあったが、楽しかった | 47% |
大体理解できて、楽しかった | 27% |
表2からは8時間という少ない実習時間を考えると概ね満足しているといえる。しかし、課題レポートの内容から見るとプログラムは理解できるが、自分で課題研究ができるレベルにはまだ達していない。これについては時間的な制約、数学におけるコンピュータの利用の仕方、コンピュータ室の在り方などが解決されないと難しい。平成15年度からの新学習指導要領に向けて、さらに改良し実習を充実したい。
(注)このページは岐阜県立岐山高等学校 小野島邦宏先生の承諾を得て,「岐山高校理数科だより 第17号」の一部分をホームページ用に編集しなおしたものです.