これまで3次元図形を構成する2つのソフトMathematicaとVRMLの2つについて見てきました。今度はMathematicaで作成した図形をVRMLやJava Appletに変換して見ましょう。まずはVRMLです。これはパッケージVRMLConvert.mに入っている関数VRMLConvert[]を用いることによって実現できます。このパッケージはフォルダStandardPackagesに置いて使用することができます。また,変換されるVRMLはVRML1の方になっています。
なお,これらのパッケージはH. Edward Donley氏が提供するもので,次のURLからダウンロードすることができます。
「VRMLConvert Documentation」(H. Edward Donley )
http://www.ma.iup.edu/MathDept/Projects/VRMLConvert/それではパッケージVRMLConvert.mに入っている関数VRMLConvert[]を用いて,Mathematicaで作成した図形をVRMLに変換して見ましょう。まずパッケージををロードします。
Remove["Global`*"] Needs["VRMLConvert`"]
いくつかの3次元図形をもとにVRMLへコンバートしてみましょう。立体図形にあたる光の強さや方向などの指定が必要になりますが,ごく簡単なものにとどめました。