次のような図形を考えます。
  1. ある点から反時計回りに60度回転して、一定距離の前進
  2. 次に時計回りに60度回転して、同じ距離だけ前進
  3. 最後にまた、時計回りに60度回転して、同じ距離だけ前進
こうして3本の線分をつなげます。
 次に、各線分を3分の1に縮小し、各線分にはめ込みます。ただし、1番目と3番目には逆向きにはめ込みます。さらに、各線分をまた3分の1に縮小し、今と同様にはめ込みます。
 この操作を何度も繰り返していきましょう。次のアプレットの再帰回数 count をすこしづつ増やして行ってみて下さい。どんどんと先ほどみた、セル・オートマンによるパスカルの三角形に近づいてきましたね。このフラクタル図形をシルピンスキーのギャスケットといいます。

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