複素平面上において,任意のz=x+yiに対して原点を通らない直線上の点を動かすと,次の様に原点を通る円に変換されます.
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それでは直線をどんどん原点に近づけてみましょう.原点に近づけば近づくほど円の半径は大きくなり,やがて直線になるのがわかります.
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変換 f:z→1/z の図形的解釈は

より,点P(z) に対してOPを1/|z| 倍して,実軸に関して対称移動したものと考えられます.
またこの変換は,複素数平面上の点をリーマン球面上の点に対応させることで 1:1 に対応します.右の図のようにN極を通る直線とリーマン球面上の点Aを結んで複素平面上に投影し,その点をA'とします.
A → N のとき,A' → ∞
また,
A → S のとき,A' → S
つまり,N極が無限円点にS極が不動点に対応すると考えるのです.
さきほどの原点を通る直線の場合,半径∞の円と考えれば,すべての直線は円に変換される,と考えることもできます.
《参考資料》