ライフゲーム

 ライフゲームは,1970年にケンブリッジ大学の数学者コンウェーによって考案されたシミュレーション型のゲームです。ライフゲームに現れる様々なパターンは,生物社会の象徴のようなもので,「適当な環境のもとでは新しい生命が誕生するが,過疎あるいは過密の状態では死滅する」という宇宙における生命体をモデル化しているといえます。次のようなルールを持ったゲームです。

 碁盤のような目を持った平面を考える。いくつかのマス目を選んで"細胞"を置く。置かれた"細胞"に対して,以下のルールに従って,新たな"細胞"の配置を決定する。
 右の図のように,1つのマス目Pの周りの8個のマス目にある"細胞"の数をNとしたとき,
  • 生存:Nが2または3ならば,P点にある"細胞"はそのままにしておく。
  • 死滅:Nが1以下または4以上なら,P点にある"細胞"は取り除く。
  • 誕生:P点に"細胞"がなく,Nが3ならば新しく"細胞"を置く。
 ただし,これらの約束は,面上の全てのマス目について,同時に行うものとする。

 ここで,最初の"細胞"の配置を第1世代,ルールに従って再配置されたものを第2世代,…とする。また,"細胞"の周りの個数を"隣人の個数"と呼ぶことにする。

 ライフのパターンは,主に次のいずれかになります。ほとんどは数世代,数十代を経て死滅する@型のものです。
  @最終的に死滅する(死滅型)
  A最終的に形が変わらない図形になる(安定型)
  B最終的に周期的に形が変わる(周期型)
  Cその他

Aの安定型には,次のようなものがあります。それぞれ,呼び名? がついています。

(1) ブロック(2) 蜂の巣(3) パンの塊(4) 桶

Bの周期型には,次のようなものがあります。
   

(1) 赤信号(2) ビーコン

Cその他のパターンの代表的なものが「一定のパターンを繰り返しながら,常に移動し続ける」というものです。次の例はグライダーと呼ばれているものです。

 ここにあげたものは簡単な例ですが,もっと多くのセルを用いてシミュレーションすると様々なパターンを発見することができます。インターネットで「ライフゲーム」を検索すると数多くの件数がヒットします。その中には実際にシミュレーションすることができるフリーウエアも数多くあります。是非,自分だけのオリジナルのパターンを発見してみてください。

《参考資料》