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[5] 第5の問

〔問5〕前の(問4)の結果と,オイラーの多面体定理とを用いて,次のことを証明せよ。
“正多面体は5種類より多くない。正四面体,正六面体,正八面体,正十二面体,正二十面体に限る”

(証明)正多面体において頂点の数をe,面の数をf,線の数をkとするとオイラーの多面体定理より
   e+f−k=2・・・@
である。
 正多面体なので各面の線の数をすべてn,1つの頂点に集まる線をすべてmとおくことができる。
 〔問4〕の結果より me=2k・・・A,nf=2k・・・Bが成り立つ。
 故にを@に代入するととなりとなる。
 ここで多面体ができるためには k≧1,m≧3でk,m,nは整数である。

 〔問1〕の結果より条件を満たす解は次の5通りである。
(1)n=3,m=3,k=6
   故に f=4で正四面体(各面は三角形)
(2)n=3,m=4,k=12
   故に f=8で正八面体(各面は三角形)
(1)n=3,m=5,k=30
   故に f=20で正二十面体(各面は三角形)
(1)n=4,m=3,k=12
   故に f=6で正六面体(各面は四角形)
(1)n=5,m=3,k=30
   故に f=12で正中に面体(各面は五角形)

 以上の結果より正多面体は5種類だけであり,しかもそれらの1つ1つの面がどのような多角形でできているかが判るのである。


    《 参 考 資 料 》

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