対数表

 x=2に対応させてyとしてのメガネで見える値を書きなさい。

 このような表を2を底とする対数表という。
 対数表を使うと、xのかけ算をlog どうしの足し算で計算できる。
 このことがコンピュータのない時代の数の計算を簡単にするのに大変役に立ち、天文学者の寿命をのばしたと言われている。

  ex.



問題 対数表を使って、次の計算をしなさい。

 @ 64 × 32

 A 16 × 16

 B 2048 ÷ 128

 C 526 × 1/16

 D 4 ÷ 1/8

 E 1/2 ÷ 1/2



対数の計算規則

 logの対数表で行ったことをlogの対数表を使って一般化する。

 a×aのように真数の掛け算は、対数の足し算に対応している。
 a×a=am+nのとき、a=M、a=Nとおくと、

T logMN=logM+ log

また、a÷a=am−nだから

U logMN=logM− log

また、log=logM×M×M×・・・×M
        =logM+logM+・・・+log
        =nlogM  だから

V log=nlog



練習 次の計算をしなさい。

 @ log 512・64

 A log 1024÷32

 B log 27・243

 C log 16