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1  波の合成

1_1 sin波とcos波

 フーリエの発見した「複雑な波は単純な波の合成」に出てくる単純な波、すなわちsin波とcos波の話から始めていきましょう。

 いま、半径aの円を考えます。図のように円周上に円周上に1点 P(x,y)をとり、角度をθとします。このとき、x,yは x=a cosθ,y=a sinθ  と表すことができます。θを変化させると、それに伴いx,yの値も変化していきます。

 横軸に角度θ、縦軸に の値をとって、点をプロットしていくと1つの波ができます。これをsin波(sine curve)といいます。この波はaと−aの間を上下する波で、そのaの値のことを「振幅」といいます。
 同様にして、cos波(cosine curve)も得ることができます。

 この波は角度θを増やしていくに従い、同じ形をした波が何度も繰り返し描かれることになります。このように同じ形を何度も繰り返すことを「周期性がある」といいます。

シミュレーションプログラムのダウンロード
実行プログラム「sc_wave.exe」(約34KB)
カスタムコントロール「Spin32.ocx」(約52KB)
⇒「Spin32.ocx」はWindows\Systemフォルダに置いてください

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