先生の感想
1年8組 2月18日
- 一難最初でファイルを開くところが理解できない生徒が多かった。
- 画像の貼り付けと背景の指定を間違う生徒が多かった。
- プリンタで印刷するとき、同時に信号を送ったためジョブ待ち状態となり、生徒には分かりずらかった。
- メールを送る画面が出たとき、FEPが聞かない状態になることに、私が気づかなかった。
- メールをほとんどの生徒が送ることができたが、内容的にはポケベル感覚的なものもあった。
中にはパソコン通信をやっている生徒もいて驚いた。
- 全体的な雰囲気としては生徒の興味・関心は高かったような気がする。休み時間も一人もコンピュータから離れようとはしなかった。
- 技術的なことについての生徒の吸収力は、大人の人に教えるよりはかなり高いといえる。しかし、作成するHTML文書やメールの内容を作成するための、基本的な国語力やセンスといったものはかなり欠如しているといえる。
- HTMLファイルを作成するためのもっと良いソフトがあれば良かった。(例えば「FrontPage」など)せっかく学校にソフトの予算が付いたのに、最初からインストールされてくる「Microsoft Office」をわざわざ予算付けしなくてはならないのは非常に矛盾である。行政の担当者がかなり無知であるか、行政そのものの硬直性が問題であるとしか考えられない。
2年5組 3月14日
- 昨日の授業(1年生対象の「自分だけのホームページ作り Vol.2」)の後始末に時間がかかり、満足な準備ができないままスタートしたのでかなり不手際が目立った。特に、作成された作品を整理するのに時間がかかった。
- 普段の授業では無気力な生徒の方が熱心に取り組んでいたようである。今回も休み時間には誰も席をたとうとはしなかった。
- 日本語入力に関しては、1年生よりもあまり質問が出なかった。
- HTML文書作成に関しては、やはりもっとブラウザでみたのと同様に作成できるようなソフトの方が良いといえる。特に背景の設定や画像の大きさの変更、配置の変更などがもっと簡単に行えると便利であるといえる。やはり無償配布のソフトでは限界か。
- 今日は時間が案外押してしまったために、メールを送る時間が十分とれず内容的には不満足なものとなった。
- 画像の挿入の所では、自分で描いた画像を貼り付けたいという希望が案外多かった。限られた時間の中ではイメージの作成は無理といえる(画像の作成は案外時間がかかる)。また、付属の「ペイント」ソフトでは満足なものが作成されないし、透過性のある画像(gif89a)は作成できないので、やはり専用のソフトが必要であろう。題字の作成に関しても同様である。
2年3,4組(選択) 3月18日
- 今日のこの授業は1時間で実施したため、とても時間が足りなかった。インターネットの概略等を大幅にカットして、文書の作成にすぐ取りかからせるようにした。ワープロの文書入力画面をはじめから出しておいたので、時間短縮につながった。
- 黒板にキーボードの拡大図(新しく導入された拡大コピーを用いて作成)を張ったので、キーボードのキーの説明がスムーズにいった。
- メールを送らせることはカットしたくなかったので、15分は時間を確保した。その分、印刷することはカットした。
- このクラスの生徒はワープロをやっている生徒が案外多かったので、文書入力はかなりスムーズにいった。
- やはり「インターネットメール」を用いるときに、FEPが切れるのでその点が面倒であった。
【生徒の感想】
【生徒の作品例】