中点の描く軌跡

原点Oと放物線 上の点Qとを結ぶ線分OQの中点をPとする。この点Qが放物線上を動くとき,点Pの描く図形の方程式を求めよ。

 点とおく解法は式的に簡単であるから,理解はそれほど難しくありません。しかし,これは基本的に のグラフを1/2に縮小したグラフを,頂点が(1,2)となるように平行移動したグラフです。これを,確認することが出来れば,別な解法がでてきます。のグラフを1/2に縮小するという感覚が生徒には難しいものがあるので,これを図示して理解させてみます。扱う図形が簡単であれば,イメ−ジも浮かびやすいのですが,放物線の拡大,縮小はイメ−ジしずらいものがあります。