@必要性と手軽さ
@パラメータを変化させる
連立方程式 (x−y−4)(x+2y+1)≧0,x2+y2≦16 の表す領域を考える。点 (x,y) がこの領域を動くとき,3x+2y の最大値と最小値を求めよ。 |
A軌跡を用いる
円 x2+y2−2ax−4ay+10a−10=0が,定数aの値に関わらず通る2定点を求めよ。またこれらの円のうち,半径が最小となる時のaの値を求めよ。 |
点 (1,1) を通る直線hと直線 g:y=ax+1 とが交点Aで垂直に交わるとする。aが実数全体を動くとき,交点Aの座標および軌跡を求めよ。 |
B細かな部分を解析
曲線y=x3−6x2+5x と直線 y=mx とが相異なる3点で交わるためのmの条件を求めよ。 |
直線 y=3x+1/2 上の点 (p,q) から放物線 y=x2 の法線は何本引けるか調べよ。 |
Cイメージしづらい部分を解析
xy平面上の点 P(x,y) の座標が,x=u+v,y=uv の形で与えられているとする。u,v が 0≦u≦1,0≦v≦1 の範囲を動くとき,点Pの通過する範囲を図示せよ。 |
右の図のようなベクトル , がある。実数s,tをとり,ベクトル とする。実数s,tが,−1≦s≦2,0≦t≦2 の範囲を動きとき,点Pの存在範囲を図示せよ。 |
D題意をつかませる
平面上に1辺の長さが1の正三角形がある。tを実数とするとき,平面上の点Pで, かつ かつ を満たすもの全体からなる領域を D(t) とおく。 (1) を満たす点Pからなる領域を図示せよ。 (2) D(0) を図示せよ。 (3) D(t) が空でなく,かつ△ABCに含まれるようなtの範囲を求めよ。 |