1次変換とは

 平面上の点(xy)を、1次の合同式

  ・・・(1)

によって、同じ平面上の点(x',y')に変える変換を1次変換といいます。

 この2次元の1次変換(1)は、2行2列の正方行列を使って、

  ・・・(2)

と表わすことができます。

 ここで、

  

とおくと、(2)は簡単に

  

と書けます。この行列Aを1次変換の表わす行列といいます。

 この1次変換の行列の4つの値 abcd の値を変えることにより図形がどのように変換されるかをJavaアプレットを用いて見てみましょう。