これからの情報社会において、コンピューターを用いた学習は、より充実させていかなければならない分野であると考える。その際、安易にコンピューターに頼ることなく、コンピューター利用の可能性と限界をしっかり認識した上で、いろいろな指導方法の一つとして利用していく必要がある。このほか、下記のようなことが数学科で話し合われた。
・コンピューターを、あくまでも学習者を支援する一つの道具と押さえる。
・コンピューターを利用するに当たって、普段の授業の流れを乱さないように配慮する。
・黒板や教具を使った授業,プリントを使った授業ではなかなか教えるのが困難で、コンピューターを使うことにより理解を深められると考えられる題材の指導に限りコンピューターを用いる。
・コンピューターを使うことにより理解が深まったと生徒が実感できるような利用方法,実施方法を研究していく。
・CAIの実施にはいろいろな面で大きな労力が必要とされるが、それに見合うだけの教育効果が上げられるのかどうか見極めていく。