毎週水曜日定期発行 Weekly Mathematics Magazine | 《数学通信創刊号》
MAT-01 1992.6.30(Tue) |
★自己紹介をしよう!★
君達と出会って3ヶ月.すっかり高校生活にも慣れてきたのではないかな?俺もやっと新しい生活に慣れてきたところだ.ところで,君達はあまり俺の事を知らないようなので,いや,誤解している者もいるようなので,ここで改めて,今さらとは思うが,この場を借りて自己紹介をしておこう.(最初の時間に自己紹介はしたはずだが・・・)
おおこうち よしひろ
:本 名:大河内 佳浩 :生年月日:1961年1月30日 :年 齢:31才(落ち着いてみえるでしょ?)
:家 族:妻1人,娘1人(名を小百合という),息子1人(名を駿太郎という)
:出 身 地:愛知県(本人は道産子のつもりでいる)
:最終学歴:北海道教育大学旭川分校(数学科)
:趣 味:読書
ドライブ
音楽鑑賞(渡辺美里の大ファンである.去年,一昨年に続いて,今年もコンサートへいく
人生の謎に対して,正面からぶつかり,その真理を見つけるために日々悩み続ける事.
他人の論理の矛盾を見つけて,そこから相手をやりこめて悦にいる事.(本人はその気は丸でなく,あくまでも善意で矛盾点を指摘しているだけなのであるが,どうも他人からは素直に受け取られていないようであるので,一応他者の言葉で紹介して置く.)
そうそう,学級通信を書くのも趣味の一つだし,仕事に燃えるのも趣味の一つです.
でも,本当は1日何もしないでゴロゴロと自堕落な生活をするのが一番の趣味.
:性 格:寡黙で,恥ずかしがり屋である.
口下手で自分の言いたい事の1/1000も言えないで困っている.
いつも他人に気を遣い,思いやりと愛情に満ちあふれた心優しい言動しかできない.
常に,前向きに,そして意欲的に物事をとらえ,前進するように努めている.
:なぜ北海道にやってきたのか?:北の大地への憧れかな?
:なぜ教員をめざしたか?:”夢”をかなえたいから.数学で飯が喰いたいから.
:転職を考えるならば…?:物書きになりたい.(できれば童話作家になりたい!・SF作家でも良い)
:今年の目標:生徒に夢を語って歩いてみたい!(毎年の目標であるが,俺の夢を聞きたければ,自分の夢を語りにおいで!それと 引換に俺の夢を聞かせて上げよう.本来個々の夢など,酒を飲みながら,愉快に楽しく,そして真面目に1対1で語 るものである.集団の前で話すような大それたものではない.だからと言って,一緒に飲もうと言っているのではな いからな!)
★期末考査目前に迫る!!★
いよいよ明日から期末考査が始まる.泣いても笑っても,1学期の成績が10段階で出るのである.中間試験で余り芳しくなかった者は,心して期末考査に臨め!後で泣きつかれてもどうにもならないことだから.全てが自分のためであって,他の誰のためでもない.
4組のみんなには学級通信で話したと思うが,勉強は一人でするものである.みんなでワイワイガヤガヤ楽しそうにするものではない.一人で黙々と,生きていく事はどうしてこんなにまでも辛い事ばかりがあるのだろう?と悩みを抱えているように,眉間にしわを寄せて真剣な眼差しでするものである.
俺は,教えた自分に自信があるし,教えた君達に自信がある.君達に,”俺が”教えたのだから,どんな問題が出てきても必ず解けるはずであると.俺の期待に応えて欲しい.
★MATとは?★
<<<MATのマーク>>>
明日からの期末考査が終わると,1学期最大の行事”稲雲祭”が待ちかまえている.1年生の君達には少々辛い取り組みではあるが,その後には楽しい?!夏休みが,夏季講習と共に待ちかまえている.まだまだ忙しい高校生活が続く.それこそ3年間. ところで,君達が今までに俺から配られたプリント,《達成目標》《確認小テスト》《Home Study》などには必ずと言っていいほどMATと書いてある.ではそのMATとは何か?疑問に思っている人のためにここで紹介しておこう.プリントをよく見て欲しい.次のように書いてあるはずだ.
MAT is Mathematics Assist Team Corporation.と.
つまり,MATとは数学支援組織(数学教師の集り?!)と考えていただきたい.1987年,今から5年ほど前に俺が提唱して発足した?!組織である.MAT本部は現在この稲雲高校にあり,各地に支部を展開中である?!(本当だよ!!)真に数学を愛し,生徒のために全身全霊を傾けて指導にあたれる者であれば,無条件で入会が出来る.(ただし,会員番号等はないし,会員証も発行してはいない.)
まあ,俺の遊び心でもあるわけさ!
尚,決して「帰ってきたウルトラマン」に登場する怪獣退治のMAT(Monster Attack Team.)ではないので,くれぐれも間違えないように注意して頂きたい.(帰ってきたウルトラマンは,ビデオレンタルショップ等で借りられます.)
★MAT Informationについて★
これから,週に1度のペースで教科通信として,このMAT Informationを定期的に発行したいと考えている.数学の事だけにとらわれず,俺の考えている事や,疑問などを題材にこの紙面を作れればと考えている.楽しみにしていてほしい.
Printed in Tounn.1992.
Written by Y.O^kouchi.1992. Copyright 1987,1992 MAT Inc. MAT is Mathematics Assist Team Corporation. |