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4.おわりに

気楽に始めたところ、結構煩雑な作業になってしまった。
主要なことは次の4点であろう。

  1. 方程式のグラフ上の点は、確かに「2定点までの距離の和(あるいは差)が一定」になっている。
  2. 「2定点までの距離の和(差)」というところを、
       「2定円までの接線の長さの和(差)」
    におきかえた場合、
    「和」であるか「差」であるかは、それぞれ「楕円」「双曲線」であることに本質的なことではないようだ。双曲線の一部が「和が一定」であったり、楕円の一部が「差が一定」であったりする。
  3. 「和または差が一定」(=2a)である点の軌跡がひとつの2次曲線を表し、a の値の変化 によって「楕円」「双曲線」「放物線」などが現れる。
  4. 3.の曲線のどの部分が「和が一定」であり、どの部分が「差が一定」であるかを調べた。
    ( 特にもとの2定円の半径をゼロに近づけることにより、双曲線から「和が一定」の部分が排除され、楕円から「差が一定」の部分が排除される。)

→ Mathematica 「アニメ−4」
→ Mathematica 「アニメ−5」
→ このレポート本体のウンロード「aporo_2.nb」(66KB)

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