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1_3 波の合成

 それでは先ほど与えられたsin波の式 f(t)=a sinωt をもとに、sin波の合成に取りかかります。次にあげる波の合成を合成してみましょう。

 【A】〜【D】の波を合成、すなわち足し算して【E】の波を作ります。【A】〜【D】の波をそれぞれ式に表すと次のようになります。

【A】 f(t)=3sin360°×2t=3sin720°t   (=3sin4πt)
【B】 f(t)=2sin360°×4t=2sin1440°t  (=2sin8πt)
【C】 f(t)= sin360°×6t= sin2160°t  (=sin12πt)
【D】 f(t)=3sin360°×8t=3sin2880°t  (=3sin16πt)

 これを合成した【E】の波の式は、単純に足し算して
    【E】 f(t)=3sin720°t+2sin144°t+sin216°t+3sin2880°t
と表すことができるはずです。これを一般的に拡張してみると、sin波の合成でできる波の式は

シミュレーションプログラムのダウンロード
実行プログラム「Pro_wave.exe」(約41KB)
カスタムコントロール「Spin32.ocx」(約52KB)
⇒「Spin32.ocx」はWindows\Systemフォルダに置いてください

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