こんなときに波の合成具合がわかりやすくする方法があります。それが「スペクトル」と呼ばれるものです。先ほどのシミュレーションで波を合成する際に、各波の振幅を操作していきましたね。つまり波の分解は、周波数の違う波の「振幅」が大きな要素となっていたのです。
各周波数ごとの振幅の大きさをグラフ化したものをスペクトルと呼びます。
このようにして複雑な波の成分が、一目で見て理解できるのです。