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(第2部)コンピュータを授業に利用することについて

  1. コンピュータを授業で利用する目的

    @生徒の授業理解度を高めるため
    A生徒に数学に関する興味や関心を喚起するため
    B情報化に対応する姿勢を培うため
    C共同・協力・共感する気持ちを培うため

  2. 実際のコンピュータ活用事例

    @シュミレーション機能を活用して事象の因果関係を量的に考察する
    Aデータベース機能を活用した課題研究や問題解決的活動
    Bグラフィックス機能を活用したデザイン等の創造表現(イメージ)活動
    Cワードプロセッサ機能を活用した情報の創造・伝達・発表活動
    Dミュージック機能を活用した創作・表現活動
    EインターネットやLAN等の通信機能を活用した情報活用活動

  3. 数学の授業におけるコンピュータ活用事例

    @シュミレーション機能の活用(Function Viewなど)
    Aプレゼンテーション機能の活用(OHP・教材提示装置やプロジェクターと併用)
    B道具としての活用(電卓、関数電卓など)

  4. 計画・施設の利用に関して

    @どの単元で、どのような形態でコンピュータを利用するのか立案することが必要
    Aコンピュータ室や視聴覚教室の確保(他教科との調整)
    B単元のどの場面でコンピュータ利用が効果的か考えることが望まれる

  5. コンピュータ利用時の留意事項

    @なぜコンピュータを利用するのか、その目的(教師の教具としてなのか、生徒の考える道具なのか)を明確にしておく必要がある
    Aコンピュータのみで50分の授業を展開するのではなく、各場面の設定を十分考える必要がある
    B教師の教具としての使用形態を考えておくこと
    • 生徒1人に一台のコンピュータを使用し、教師の画面をLANを通じて送信する
    • 視聴覚教室でプロジェクターを使用する
    • 普通教室でTV(コンバータ)を使用する

    C生徒の考える道具としての使用の場合

    • 操作になれる時間的余裕を持つこと
    • 操作テキストの準備必要
    • 1人一台が良いか、2人一台が良いかを考えるべきである

    D時間配分

    • 説明をきく時間を設定し、集中させる
    • 操作して考える時間設定
    • 一斉送信された画面をみる時間を設定
    • 考えたことをプリントやノートにまとめる時間設定

    E使用上のマナー

    • 早めの移動
    • 勝手に機械を操作しない
    • コンピュータの設定を変更しない
    • 不必要な物を持ち込まない

    FT・Tの形態を活用する

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