〈解と係数〉 第5回

      番・氏名            

 以下に示した問題に対する解答例の中には、不適切な部分があります。それを指摘し(赤ペンで記す)、右側余白に訂正を記しなさい。

この解法のほかの解法があれば、別解の欄に記述しなさい。(裏面を利用しても可)

《問題》

   kを定数とするとき、xに関する2次方程式

    x−2(k+1)x+(k+3k−10)=0

  の解がすべて正であるkの値の範囲を求めよ。

【解答例】

  実数解を持つことより

  D/4=(k+1)2+2(k2+3k−10)>0

     −(k+7)(k−3)>0

    ∴(k+7)(k−3)<0

    ∴−7≦x≦3 …@

 また、正の解をα、βとすると、解と係数の関係を用いて

  α+β=−2k−1>0

    ∴ k>− …A

  αβ=2(k2+3k−10)>0

      k2+3k−10>0

      (k+5)(k−2)>0

       ∴ k<−5、2<k …B

  @、A、Bより

   

  よって 2<k<3

【別解】