1.『Find Out』発端
新課程を生を抱えて、日頃感じていることは「自ら考える力」の欠如とあわせて、「指示待ちタイプ」の増加が顕著に目立ち、今後の社会は「経済的貧富差」よりも「知的貧富差」が大きくなるような不安を抱き、危惧しています。そして、ここ数年この対応策を模索してきました。また、授業中や諸考査等でのケアレス・ミスが多く目立ち「学習能力」の低下も感じており、対策をも検討していました。
そんな中、昨年の夏の夏休み勉強合宿でのことです。宿舎の館長が『施設利用心得』を説明するときに「この中の文章には、2ヶ所の間違いがあります。それを探してください。探した人には、景品をあげます」と。普通ならポイントを説明し後で読んでおくことを指示し、受け手の側はあまり読まないものですが、このときの生徒は、まじまじと手元の資料を読んでいました。(探していたというほうが適切かもしれないが。)『心得』を理解したかどうか定かではないが、感心するほどの姿勢でした。
この時です。この手法にヒントを得て『Find Out』(見つけ出す。発見する)の試行に取り組んでみました。
これは、誤答例を示し、その個所を見つけ出し正しく訂正するとともに、その理由も記述するというものです。別紙資料を参照してください。
2.『Find Out』実践の目的
3.『Find Out』実施方法
4.生徒の『Find Out』活用例
『Find Out』を以下のように活用して欲しいと期待しています。
5.『Find Out』実践報告のまとめ
あくまでも実践報告でしかなく、この効果があるのかないのか今後データを揃え比較検討するなど研究を進めていきたいと思います。(ちょっと大変かと思いますが)
また、このような演習を中学校段階で模索・検討中との話を聞き(談:東京書籍の方)意義深さを感じましたが、まだまだ検討の余地があると思います。多くの先生方の意見を頂きたいと思いますのでよろしくお願いします。
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