(1)Oから辺ABに達し、さらに辺BCで反射し、3回目でOに戻るとき、角θを求めよ。
(2)辺ABで反射し、1回目で頂点Cで止まるとき、tanθの値を求めよ。
(3)Oから各辺で2回反射し、ある頂点で止まるとき、tanθの値を求めよ。
(4)Oから各辺で5回反射し、ある頂点で止まるとき、経路が最も長くなる場合は、どの頂点に達するときで、その経路の長さはいくらか。
(5)Oから各辺で偶数回反射し、ある頂点に達する経路は、ただ1つであることを説明せよ。
2)A(1,0),B(0,),C'(2,)だから
(3)2回反射して頂点に達するのは、OA'の経路に限る。
A'(1,2,)だから
(4)5回反射して頂点に達するのは、図の3経路ある。
A'''(4,3),C'''(5,2),B'''(6,)
だから、経路が最も長いのは、頂点Aに達する時で、長さは、
(5)(4)の図において、
△ABCの内部の点は、反射しないで達し得る。
△ABC'の内部の点は、反射1回で達し得る。
△A'BC',△AB'C'の内部の点は、反射2回で達し得る。
今、偶数回反射して達し得る三角形内部の点の領域に斜線を施すと、△ABCから始まり、互にうろこ模様を作る。
辺CBの延長上にある頂点以外は、奇数回反射して達する頂点からなるので、偶数回反射して到着する頂点は、A',C'',B''',・・・の順にあり、A'は2回、C''は4回、B'''は6回反射というように、2回ずつ反射が増えていく。