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[説明1] a の値による場合分けについて

   
は、a≠0,a≠c のとき
   
と変形できる。
この式の形から C の表す図形の種類が次のように分類できる。

また C が定円 A と共有点をもつのは
   
のときであり、それ以外のときは共有点なし。
また C が定円 B と共有点をもつのは
   
のときであり、それ以外のときは共有点なし。
また、s+t<2 c,s≧t より
   
が保証されている。
よって、上のように 16の場合に分類した。

また C と A あるいは C と B の連立方程式の解は、それぞれ重解が2個である。
だから共有点をもつとき、C のグラフは A や B と2点で接する。

[説明2]C1,C3,C4の分離

  C のグラフにおいて、C1,C3,C4はそれぞれどの部分になっているのかを調べ てみる。

   
より
   
これをC1,C3,C4に代入したものを考えてみる。
   
   
これらを x の関数とみたとき、グラフの概形は下図ようになる。
   
ただし、
   
である。

このことから
   
のとき
   
だから
   
つまり、C3,C4はありえない。
よって(もしこの範囲にCのグラフが存在するなら)C1が対応している。
また
   
のとき
   
だから
   
つまり、C1はありえない。
また
   
だからC3もありえない。
よって(もしこの範囲にCのグラフが存在するなら)C4が対応している。
同様にして
   
のときは、C3が対応している。

[まとめ]

C のグラフのうち
   の部分には、C4
   の部分には、C1
   の部分には、C3
が対応している。
また、境界の
   
はそれぞれ C と、もとの2定円 A,B と連立方程式の解の x 座標でもある。

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