さらに進んで、線分の回転角だけでなく
各線分の長さの比も変えてみましょう。
描画の仕方は先ほどと同じで、最初にジェネレータを作ってから
再帰回数分だけ描画させます。
ただ、ジェネレータを作る際に、先ほどにプラスして
線分の長さの比を指定することができます。
サンプルデータ2で描画される針葉樹曲線をよく観察してみて下さい。
屈折した線分の中に、最初のジェネレータの図形が
小さいながらも同じ形で姿を現しています。
このように「いたるところ屈折した自己相似な図形」のことを
フラクタル図形といいます。
番号 | 回転0(比0) ang0(rat0) |
回転1(比1) ang1(rat1) |
回転2(比2) ang2(rat2) |
回転3(比3) ang3(rat3) |
回転4(比4) ang4(rat4) |
回転5(比5) ang5(rat5) |
回転6(比6) ang6(rat6) |
再帰 count |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 0(2) | 90(1) | 150(1) | 90(2) | * | * | * | 5 |
2 | 0(1) | 85(1) | -170(1) | 85(2) | * | * | * | 6 |
3 | 0(1) | 90(1) | -90(1) | -90(2) | 90(1) | 90(1) | -90(1) | 5 |
4 | 0(1) | 60(1) | -120(2) | 120(1) | -60(1) | * | * | 5 |