2次のジュリア集合を観察すると、Zc が実数(即ち Yc = 0)のときは
X軸、Y軸の両方に関して対称な形をしています。
Zc が複素数の時は、この対称性が崩れ
原点についての対象性だけが残ります。
また、2つの主要な中心を持ち、この中心から伸びる葉の配置も
主要中心の周りの葉の葉の配置と同じ構造を持っています。
つまり、この繰り返しがフラクタル構造を形成しているのです。
先ほどはジュリア集合を発散しない領域で色分けしましたが
今度は発散する領域を色分けしてみましょう。
色分けの仕方は発散する速度が早いほど赤く
遅いほど緑色になるように設定してあります。
番号 | 複 素 定 数 | 描画ポイント step |
近傍半径 box |
|
---|---|---|---|---|
Xc | Yc | |||
1 | 0.31 | 0.4 | 1 | 0.01 |
2 | -1.76 | 0 | 1 | 0.01 |
3 | 0.28 | 0.5 | 1 | 0.01 |
4 | -0.47 | 0.57 | 1 | 0.01 |
5 | -0.47 | 0.54 | 1 | 0.01 |