指導教諭 | 札幌稲北高等学校 早苗 雅史 | 日時 | 平成10年6月1日 |
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学年・組 | 1年2組(男子 15名、女子 25名) | 使用教室 | 1年2組 |
本時の 目標 |
・パソコンで描いた図をもとに,各パラメータの持つ意味を理解する。 ・2次関数のグラフ,放物線に関する基礎事項を理解する。 |
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事前の 準備 |
・提示用プロジェクタ,簡易スクリーン,ノート型パソコン,運搬用キャスターの用意。 ・接続できるコードは接続しておく。 |
段階 | 学習内容 | 教師の活動 | 生徒の活動 |
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導入 5 分 |
・提示用プロジェクタのセッティング。 ・前次における課題の確認。 |
・プロジェクタと簡易スクリーンのセッティング。(スムーズにいくように事前にコードは接続しておく。スクリーンは前列の生徒にはらせる) ・課題ができているかを確認する。 |
・課題の確認。 |
展開1 15 分 |
・「2次関数のグラフ@」のグラフから読み取れるパラメータの役割の考察。 ・「2次関数のグラフA」のグラフから読み取れるパラメータの役割の考察。 ・「1次関数のグラフ」のグラフから読み取れるパラメータの役割の考察。 |
・プロジェクタの画面を通して,前次に実習したことをおさらいする(このとき,表示する線の太さを最大にする)。 ・課題である「2次関数のグラフ@」のグラフにおける考察部分を,複数の生徒を指名して答えさせる。 (このとき,ちいさな考察でもきちんと取り上げていくようにする。また,適宜プロジェクタの画面を通して考察部分を実証していく) ・同様にして「2次関数のグラフA」「1次関数のグラフ」についても行う。 |
・プロジェクタ画面を通しながら,前次までの学習をおさらい。 ・自分の描いたグラフがあっているかの確認をする。 ・課題プリントを見ながら,パラメータの役割を考察する。 ・他の人の考察も参考にしながら,必要な考察事項をプリントに追加する。 |
展開2 25 分 |
・各パラメータの役割をまとめる。 ・放物線に関する基礎事項を学習する。 |
・生徒から出てきた考察部分をまとめる。 ・補足として一般形の係数bの役割について,y=ax2+bx+cのグラフとy=bx+cのグラフをもとに説明。 (GRAPESで2つの関数を同時に描画させ,ちょうどy切片cにおいて直線に接していることを提示する。2つの図形は色を変えた方がよい) ・2次関数の2つの形を板書で説明。 ・上(下)に凸の放物線,頂点,軸,平行移動等の基礎事項を説明する。 (プリントの問題にあるグラフをもとに説明) |
・パラメータの役割を別な色を用いて,プリントにまとめる。 ・放物線に関する基礎事項をプリントに記入する。 |
整理 5 分 |
・本次の学習のまとめ |
・2次関数のパラメータの持つ意味と2つの形の確認。 ・次の時間の学習の説明(次の時間はコンピュータではなく自分の手でグラフを描画する)。 |
・2次関数のパラメータの持つ意味の確認。 ・2次関数の2つの形の確認。 |