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6.点の変換〜再び

 さて直線の変換から点の変換をもう一度見直してみよう.点P(z)の変換は1.で幾何的に見てきたが,実軸に垂直な直線の変換と虚軸に垂直な直線の交点と考えることでも得られる.

 つまり,実軸とaで垂直に交わる直線の像である原点と1/aを直径とする円,虚軸とbで垂直に交わる直線の像である原点と−1/bを直径とする円,この2つの円の交点と考えることができる.