2.簡単なフリーソフトを実際に使ってみる
2_1 関数グラフ表示ソフト「Grapes」
GRAPES (Graph Presentation & Experiment System) を使うと,与えられた関数をグラフ化しさまざまな角度から調べることが,簡単にできます。
最も大きな特徴は,陽関数,陰関数,極方程式,不等式の表す領域などをマウス操作によって簡単に描画,操作できる点です。そのため初心者に優しく設計されているといえます。
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2_2 図形作図ツール「GC(Geometric Constructor)」
GC(Geometric Constructor)は,個々の数学的探究を支援すると同時に「授業」での使いやすさを追究した図形作図ツールです。生徒の思考を重要視し,発見学習的な環境を提供してくれます。
なにより操作性が簡単で,図形作成に必要な機能を豊富に備えている点が魅力的だといえます。"これはどうなっているのだろう"といった,ちょっとした疑問を試行錯誤するには最適なソフトだといえます。
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2_3 プログラミング言語ソフト「十進BASIC」
(仮称)十進BASICは,さまざまな数理現象を考察するための道具です。複雑な計算手順を分かりやすく表現することができ,また,その結果をグラフ化して視覚的に表現することが簡単にできます。
また,構造化が可能なことや,デバッグ機能も備えているため,授業で用いるのに適しています。
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2_4 関数グラフ表示ソフト「FunctionView」
FunctionViewはパソコンに不慣れな生徒でもすぐに操作して使えることができる「関数グラフ表示ソフト」です。様々な関数・図形を登録し,表示することができます。
最も大きな特徴は実際の授業を想定した機能を初めから備えているところです。そのため,使い勝手や補助プログラムなど痒いところに手が届く,気の利いた仕上がりとなっています。また,提示用,プリント教材におけるグラフ作成のほか,再配布フリーのため全てのパソコンにインストールして生徒に問題解決の場面で操作させることも可能です。
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