はじめに
新教育課程の数学が始まってから3年がたち、一通りの科目を終えたことになりますが、常に旧教育課程の数学が頭の中にあり、どの程度まで教えればよいのか判断に苦しむところです。ましてや新課程が多くの科目に分かれ、科目間の関連性についてふれる機会も少なく、科目内に履修しなくてもよい分野があることが、このことに拍車をかけています。更に、目の前に大学入試がちらついているものですから、ここまででよいといった線を引くのに苦悩しています。 新課程の数学を教えていて感じたことに実践を交えていくつか紹介したいと思います。
分数式について |
無理式について |
数Bと融合された微分積分について |
媒介変数について |
条件付き確率について |
三角関数の積和の公式について |
他教科との関係について |